2019年8月7日にJA飛騨ミート『食肉安全フォーラム・2019』を開催しました。今年も消費者のみなさま、食育関係者や飲食業者、関係団体を含め約300名の方々が参加されました。
近年、食の安全が注目されている中、国内では未だに食肉由来の食中毒事故が多く発生しています。
JA飛騨ミートはHACCPに基づいた食品安全システムにより、世界で最も高い食肉衛生基準であるEU、米国、豪州を含む14の国と地域への牛肉輸出認定施設として「飛騨牛」の輸出が可能となっています。
食肉安全フォーラムではこのように製造された牛肉を正しく取り扱いいただき、より安全に消費者の皆様が食することができるように情報を伝達し、フードチェーン全体で食肉の安全を確保することを目的としています。
フォーラムでは本会の安全な食肉供給の為の取組みや業務内容についての報告と、岐阜県飛騨保健所による「身近に潜む食中毒のリスクについて」を演題に食中毒の種類や手洗いの仕方についてわかりやすくお話しいただきました。
また、飛騨高山に縁がありテレビ等でご活躍中の料理研究家で(株)料理山研究所代表取締役の山崎志保 先生による美味しい飛騨牛の食べ方と飛騨の食材を使った「料理における食材の組合せと魅力~家庭の食卓と商品開発のこれから~」の講演をいただきました。講演では飛騨の赤カブ漬けや飛騨山椒とお肉を組み合わせた料理などが紹介されました。
講演の後は参加者の皆様に「特製飛騨牛弁当」を味わっていただき、講師の方を含めた各方面のコメンテーターとの意見交換会と最後に飛騨牛や本会の飛騨牛カレーが当たるおたのしみ抽選会を行いました。
今回もたくさんのご参加ありがとうございました!